米国とイランは戦争終結に向けた暫定合意の覚書を公表していないが、双方はこの合意を「自国の勝利」として演出している。イランの国営メディアによると、14日遅くに合意された覚書には、イスラエル軍のレバノンからの撤退と、イランへのホルムズ海峡の管理権付与が盛り込まれているが、イランの核開発計画に対する新たな制限は義務付けていない。これに対して米国は、イランの同メディアが公表した合意の詳細は不正確であり、国内の世論誘導のために仕組まれたものだと警告した。一方、JD・バンス副大統領は15日午前、複数のニュース番組に出演し、今回の暫定合意が米国にもたらす利点を強調した。この合意によってホルムズ海峡が即座に再開され、イランが核兵器を決して開発しないという長期的な確約を取り付けたと言明。バンス氏はCNBCに対し、「米国民にとって非常に大きな二つの勝利だ」主張した。