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国際的に際立つ韓国の株高
韓国の株式市場は好調が続いている。韓国総合株価指数(KOSPI)は、2024年までは2000~3000ポイント近辺で推移していたが、2025年以降は上昇基調をたどっている。中東情勢の悪化を受けて一時的に調整する局面はあったものの、その後は持ち直して史上最高値の更新を重ね、一時は9000ポイントの大台に迫った。
株高の勢いは国際的にも際立っている。2025年初からのKOSPIの上昇率は+256.2%(6月15日時点)と、日本や米国の株価指数を大きく上回っている。
この結果、韓国株式市場の時価総額は、約4.5兆米ドル(約6800兆ウォン)を超え、英国やインドを抜いて世界第6位に浮上した。
背景には、世界的なAIブームや株式市場改革
この株高の背景には、大きく2点が挙げられる。第1に、世界的なAIブームである。生成AIの普及を受けて、ハイパースケーラーと呼ばれるクラウドサービスの大手事業者(Amazon、Microsoft、Googleなど)がデータセンターの建設を加速させており、半導体を中心に関連需要が急拡大している。
とりわけ、KOSPIの時価総額上位2社であるサムスン電子とSKハイニックスは、AI向けのデータセンターに不可欠な高帯域幅メモリ(HBM)の主要サプライヤーであり、業績改善期待が強まっている。2025年初に比べ、サムスン電子の株価は6倍超、SKハイニックスは13倍超と大幅に上昇しており、AIブームの恩恵を受けている2社が韓国株全体をけん引する構図となっている。








