「悩まない人に変わった」「考えすぎが消えた」と話題の一冊がある。全世界150万部突破・39か国刊行のベストセラー『STOP OVERTHINKING ―― 思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』だ。ライター柴田賢三氏が本書の役立ちポイントを報告する。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)
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常に相手の顔色をうかがう性格
私は、極端な臆病者だ。
転職を繰り返してきた影響もありそうだが、常に相手の顔色をうかがい、一挙手一投足にビクビクする。
無駄に年を重ねているだけに、表向きには動揺を見せないように心がけているが、相手のちょっとした言葉や態度に傷つき、しばらく落ち込むときもある。
相手が、自分の子どもほどの年下だったとしても、それは変わらない。
つい最近も、取引先の年下の男性に仕事の進め方を注意され、自分でも驚くほど落ち込んだ。彼の言い分は正しく、怒っていたわけでもないが、芯を食った指摘をされたことで必要以上にビビっている自分に気づいたのだ。
悪い予感に頭が支配される
こうなると、事態は悪化の一途をたどる。
取引先から任されたことを、現実より重荷に感じてしまい、思考がストップする。
当然、仕事のパフォーマンスにも影響し、「あらゆる方面に迷惑がかかりそうな予感」に頭が支配される。
こんなループに入ると「いいことはひとつもない」と、これまでの経験でわかっていながら、気持ちを切り替えることができない。次第に、そんな自分にも嫌気が差してくる。
全世界150万部突破のベストセラー『STOP OVERTHINKING』の著者ニック・トレントンはこう述べている。
――『STOP OVERTHINKING』より
不安は恐怖を「餌」にする
ちなみに、この章のタイトルは不安は『恐怖を餌』にする」だ。
この文字に接したとき、まさに自分がよく陥る「負のスパイラル」であることに気づいた。
ニックは、私のような人間が不安やストレスをコントロールできるようになるいくつもの方法をわかりやすく解説してくれているが、その中のひとつに「部屋をきれいにする」ことの効果も紹介している。
私の書斎は物置部屋の一角にある。そんな場所だから「汚いのは当たり前」だと思っていたが、少しだけ片付けてみることにした。
部屋の掃除を進めていくと、不思議なことに頭の中も整理されていく。思った以上の効果を実感できたので、私のような臆病者には非常に参考になる。









