「遺族の感情は責められるべきものではありません」先輩が激怒した若い医師の“言ってはいけない一言”【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎は第4外科での研修が終わり、精神科で研修が始まった。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第107話「未来は、檻の中に」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公は永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎、25歳。精神科で研修中だ。

 そんな中、ある小学校で、刃物を持った男が窓から教室に侵入し、多くの児童を襲い、児童8人が犠牲となった。男は精神病院に入退院を繰り返していたようで、「精神安定剤を10回分まとめて飲んだ」などと供述しているという。

 この報道を見たことをきっかけに、精神科の閉鎖病棟に入院中の早川小百合は病棟の中でトラブルを起こした。病棟に入院中の男の部屋で性行為をしていたのだ。

 トラブルを知った恋人の小沢は落ち込んだ様子で「僕が悪いんです」「自分のために早川さんのことが好きだったんです」と斉藤に話す。

 斉藤は「誰が悪かったんだろう……?」「テレビや新聞がなければ……小沢さんや早川さんは苦しむ事はなかったんだろうか……?」と1人考える。

 その頃、政府は今回の事件を受けて、精神障害者への対応を念頭に刑法の見直しを検討すると発表した。

 斉藤の指導医・伊勢谷は今回の見直し検討について反対だという考えを斉藤に話す。斉藤は「政治家なら精神障害者を差別しても許されるんですか?」と怒りを抑えきれず、率直な思いを訴えるのだが、伊勢谷は斉藤をビンタした――。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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