ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎は第4外科での研修が終わり、精神科で研修が始まった。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第108話「無抵抗という抵抗」を掲載する。
【あらすじ】
主人公は永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎、25歳。精神科で研修中だ。
ある小学校で、刃物を持った男が窓から教室に侵入し、多くの児童を襲い、児童8人が犠牲となった事件を受けて、政府は精神障害者への対応を念頭に刑法の見直しの検討を進めている。
斉藤の指導医・伊勢谷は、今回の政府の対応について反対だという考えを斉藤に話す。斉藤は反対にもかかわらず、特に何もしない伊勢谷のスタンスに疑問を持ち、「先生は何をしたいんですか?」と尋ねる。
すると、伊勢谷は「私には力がありません」「力で勝てないのなら、私にできる事は1つです。何もしない」「ただ淡々と患者を治療し……退院してもらう。それだけです」と話す。
驚いた斉藤が伊勢谷を追いかけると、伊勢谷は入院中のある患者の部屋に向かった。その部屋には40年も入院し続けている患者がいた。治療の方法もなく、社会が受け入れることのできない患者だった。
そして、伊勢谷は、淡々と患者を退院させるという持論のワケを話し出す。
若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰







