人の顔と名前を覚えるのが得意じゃない」「何を話せばいいかわからない」と、コミュニケーションにプレッシャーを感じていませんか? 実は、人間関係の不安を和らげるためには、無理に明るく社交的に振る舞ったり、流暢な雑談力を身につけたりする必要はありません。本記事では、新刊『人日記』(内山厳・著)から、対人関係の悩みを和らげる習慣を紹介します。
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雑談が苦手…
あなたは雑談が得意でしょうか?
私はいつも何を話せばいいのかわからなかったり、相手にどう思われるか気になったりしているうちに、気がつけば聞き役になっています。しかし、雑談が苦手にもかかわらず無理に話題を提供しようとしたり、面白い話をしようとする必要はない、と私は考えています。
話せないなら、聞けばいい。
相手の話に関心を持っているという姿勢を示せばいいのです。
以前、英会話スクールに通っていたときのこと。授業の最初にペアを組んで「週末は何をしていたの?」と雑談する時間があったのですが、いつも聞き役に回っていました。英語で質問したり、相手の話に反応するだけでしたが、なぜか「Genは日常会話が上手ですね!」「あなたたちのペアは盛り上がってますね」と褒められていました。
話を聞くと心を開いてくれる
コミュニケーションにおいて「共感的他者」という言葉を用いることがあります。これは、相手の立場や感情に寄り添いながら話を聞き、「自分のことを理解しようとしてくれている」と相手が感じて、安心して話しやすくなる人のことを意味します。
といっても、難しいことをする必要はありません。相手の目を見て、適度にうなずきながら、「あなたの話を聞いていますよ」というサインを送るだけでも、相手は心地よく話を進めることができるのです。
逆に、避けたほうがいいのは、”相手の話を遮って”自分の話ばかりしてしまうことです。
良かれと思って「そういえば私も同じ経験があって……」と自分語りをして共感を得ようとしても、相手は自分の話を持っていかれたと感じるだけで、逆効果です。何でも自分の話にしてしまう人は、「会話泥棒」と呼ばれることさえあります。そんなレッテルを貼られるリスクもあるくらいですから、わざわざその場を盛り上げようとしなくていいでしょう。
まずは相手に寄り添って、話に耳を傾けてみる。そのうえで、共感したり質問したりしながら、気持ち良く話してもらえれば、あなたの信頼度は上がるはずです。
(本記事は『人日記 1日1分、会った人の名前を書く』の一部を抜粋・編集したものです)








