アマンダ・ラカーズ氏がオーストラリアのレアアース(希土類)採掘会社ライナス・レアアースの最高経営責任者(CEO)に就任した2014年、業界内で彼女の成功を信じる者はほとんどいなかった。前任者の在任期間はわずか14カ月だった。同社の株価は直近の数年で90%以上下落していた。ラカーズ氏の職歴は採掘ではなくマーケティングの分野だった。しかも、世界のレアアースに対する中国のほぼ完全な支配を何とかして打ち破らなければならなかった。それは戦略的には重要だが、商業的には報われにくい課題だった。