「将来、認知症にならないか」という不安、実は毎日の「血圧測定」で防げるのをご存じですか? 高血圧の放置は脳の血管を傷つけ、確実に脳の寿命を縮めます。本記事では、100歳までボケないための「正しい血圧測定5つの基本ルール」を大公開! 危険サインを見逃さず、今日からすぐ始められる“手軽で最強の脳活習慣”をご紹介します。

【脳の専門医が教える】100歳までボケないための…脳を守る「正しい血圧測定」5つの基本ルールPhoto: Adobe Stock

「脳の寿命」は血圧で決まる?
100歳までボケないための正しい測定ルール

人生100年時代、「将来、認知症にならないか」と不安を抱える人は少なくありません。脳の健康を保つために最も手軽で効果的な第一歩、それが日々の「血圧管理」です。

高血圧は脳の血管にダメージを与え、認知機能低下のリスクを高めます。そこで、日々の習慣にしたい「正しい血圧測定のノウハウ」をご紹介します。

脳を守る「正しい血圧測定」5つの基本ルール

血圧はただ測ればいいわけではなく、正確なデータを把握するためのタイミングと姿勢が重要です。

血圧測定には、あなたの脳を守るための基本ルールが5つあります。
❶ 朝・夜、2回ずつ測定し、平均値をノートやアプリに記録する
❷ 朝は起床後1時間以内、排尿後、服薬・朝食前に測る
❸ 夜は就寝前に測る
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』より

起床直後や就寝前といった、体が落ち着いているタイミングの「ありのままの数値」を知ることが大切です。さらに、測定時の姿勢にもポイントがあります。

❹ 背もたれのある椅子に座り、脚を組まず、ゆっくりと深呼吸をしながら1~2分安静にしてから測る
❺ 上腕式血圧計を自分で巻きやすい(利き腕でないほうの)腕に巻き、姿勢を正し、カフを心臓の高さにして測る
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』より

手首式ではなく上腕式を使い、リラックスした状態で測るのがコツです。まずはこの5つのルールを守り、2週間計測を続けてみましょう。

「135/85」を超えたら迷わず受診を

2週間記録を続けたら、その「平均値」を確認します。ここからが脳を守る正念場です。

記録した血圧の平均値が、『上(収縮期)135mmHg』もしくは『下(拡張期)85mmHg』(高血圧のボーダーライン)を超えていたら、それはあなたの脳が発している“SOSのサイン”かもしれません(出典:『高血圧管理・治療ガイドライン2025』)。決して先延ばしにせず、循環器内科や、かかりつけの医師の診察を受けてください
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』より

「少し高いだけだから」と放置するのは極めて危険です。高血圧は自覚症状がないまま進行し、確実に脳の寿命を縮めます。基準値を超えていたら、迷わず専門医に相談することが将来の健康リスクを抑える最大の防御策です。

いずれにしても、あなたの「脳の寿命」を守る戦いは、血圧計の測定ボタンを押すことからはじまります。さっそく今日から、新しい習慣を取り入れてみませんか?

※本稿は『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。