これまで、社会主義への傾斜は一時的なブームのようなものとして片付けることができた。だが、今週からはそうもいかなくなった。ニューヨーク市では、中間選挙の連邦下院選に向けて行われた民主党の予備選挙で、民主社会主義を掲げる2人の候補者が勝利を収めた。彼らは11月の中間選挙でも当選が確実視されている。米国の首都ワシントンでも先週の民主党予備選の結果、ニューヨークやシアトルと同様に、まもなく社会主義者の市長が誕生することになりそうだ。民主社会主義者のアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(ニューヨーク州)は、2028年の大統領選で民主党の指名獲得に意欲を見せている。しかし、真の潮流変化に直面しているのは英国だ。英国ではキア・スターマー首相の辞意表明を受け、これまでグレーター・マンチェスターの市長を務めていた社会主義者のアンディ・バーナム氏が首相に就任する公算が強まっている。
NYや英国で広がる社会主義、公共事業の国家管理に道
英国などでは社会主義者が生産手段の国有化を求めており、それはもはや一時的ブームではなくなった
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