「今日から減塩するぞ!」と意気込んで、挫折していませんか? 忙しい毎日、いきなりの薄味はストレスの元です。脳専門医が勧めるのは、週末や朝食から始めるスモールステップの「味覚リセット」。出汁や香辛料、酸味を活かせば塩分控えめでも満足感たっぷり。焦らず続けることで舌のセンサーが甦り、一生ボケない脳を育てる極意をご紹介します。
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「いきなり完全減塩」は挫折の元!
週末から始める「味覚リセット」の極意
健康診断で血圧を指摘されたり、将来の認知症予防などを考えたりして、「今日から減塩しよう!」と決意する方は多いでしょう。
しかし、毎日忙しく働く現代人にとって、いきなり毎食を薄味の自炊に切り替えるのはハードルが高く、かえってストレスや挫折の原因になりがちです。
無理なく減塩を日常に落とし込むには、ライフスタイルに合わせた「スモールステップ」から始めるのが成功の秘訣です。
全てを完璧にこなそうとしない「週末・朝食」からのアプローチ
忙しい平日の夜に、疲れた体で慣れない減塩食を作るのは至難の業です。まずは、ご自身の生活のなかで取り組みやすいタイミングを見つけることから始めましょう。
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
例えば、休日のランチだけは自分で作ってみる。あるいは、平日の朝食を、塩分を調整しやすいご飯と具沢山の味噌汁(減塩味噌を使用)に変えてみる。
このように、「ここならできそう」という時間帯を一つだけ選んで自炊に挑戦するだけでも、舌を濃い味から休ませる貴重な時間となります。
「味気なさ」をカバーする調理の引き出しを持つ
自炊のタイミングを決めたら、次は「いかに塩味に頼らずに美味しく食べるか」という工夫を取り入れます。
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
塩を減らしただけだと、どうしても味がぼやけてしまいます。そこで、昆布や鰹節の「出汁の旨味」をしっかり効かせたり、カレー粉や黒コショウなどの「香辛料」でアクセントをつけたり、お酢やレモンの「酸味」で味を引き締めたりする工夫が活きてきます。
これらの要素は、塩味が少なくても脳にしっかりとした満足感を与えてくれます。
焦らず続けることで「舌のセンサー」は必ず甦る
とはいえ、長年濃い味に慣れ親しんできた舌は、すぐには新しい味付けに適応できないかもしれません。
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
最初は「味がしない」と不安になるかもしれませんが、それは一時的なものです。焦らずに週末や朝食だけの「味覚リセット」を続けていくと、ある日ふと、野菜本来の甘みや出汁の奥深さに気づく瞬間が訪れます。
舌のセンサーが甦れば、外食の強い塩味を自然と避けるようになり、一生ものの「健康な食習慣」が身につきます。100歳までクリアな脳を保つために、まずは今度の週末、一食だけの自炊から始めてみませんか。





