「要領のいい人ばかり得をして、真面目な自分は損をしている」と悩んでいませんか? しかし、誠実な人が損をすることは絶対にありません。アピール上手が一時的に評価されても、最後に生き残り、本当に報われるのは「誠実な人」なのです。不器用でも一生懸命な姿勢が必ず誰かに届く論理的な理由と、今のまま堂々と生きるためのヒントをお伝えします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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誠実な人が絶対に損をしない理由
世の中を見渡すと、誠実な人が損をしているように見えることがあるかもしれません。しかし、結論から言うと、誠実な人が損をすることは決してありません。
今日は、その理由について論理的にお話ししたいと思います。
誠実な人が「損をしている」ように見える瞬間
要領が良く、世渡りやアピールが上手な人が高く評価される一方で、真面目に誠実に取り組んでいる人が報われないように感じる瞬間は確かにあります。しかし、こうした状況を過度に気にする必要はありません。
なぜなら、要領の良さや表面的なアピールを高く評価するのは、評価する側自身が「誠実さ」よりも「要領の良さ」を重視している人や組織だからです。
誠実な行動は、誠実な人が見ている
誠実な人の行動や言動は、必ず誰かが見ていて、適切に評価してくれます。そして、その評価をしてくれるのは、同じように誠実な人や、長期的な信頼関係を大切にする組織です。
真面目に生きていると「自分ばかり損をしている」と感じることもあるかもしれませんが、心配はいりません。誠実な組織や人は、あなたの言動の端々に表れる誠実さを決して見落としません。ですから、堂々とご自身の「誠実な生き方」を貫いてください。
不器用でも一生懸命な姿勢は必ず伝わる
例えば、企業の入社試験での出来事を想像してみてください。面接で緊張しておどおどしてしまったり、課題に対してうまく答えられなかったりして、「もうダメだ」と思い込んでいたのに、実は合格していたというケースがあります。
これは、企業側が「上手に話せるかどうか」ではなく、「苦手なことやうまくいかないことに対しても、真面目に一生懸命取り組んでいるか」という姿勢を見ていたからです。
逆に、いくらアピールが上手でも、どこか調子が良すぎたり、不誠実な印象を与えたりする場合は、結局評価されないこともあります。不器用であっても、誠実なやり方をしていれば損はしません。
最終的に生き残るのは「誠実な人」
人間関係も評価も、要は「類は友を呼ぶ」ということです。見栄えの良さや表面的なアピールだけで評価されても、そうした関係は長期間続きません。あなたの価値を本当に理解してくれる、誠実な人たちに評価されるほうがずっと良いはずです。
若い頃は、アピール上手な人がうまくやっているように見えて、「自分はうまくやれない」と自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。しかし、ある程度年齢を重ねていくと、「最終的に生き残っているのは誠実な人だ」ということがよく分かってきます。
もし今、損をしているように感じて不安に思っている方がいたら、「今のまま誠実に生きていけば大丈夫なんだ」と安心して、堂々とご自身の生き方を進んでいっていただきたいと思います。




