そりゃ大赤字だわ…「ジャングリア沖縄」に行ってわかったディズニー・USJとの決定的な違い年間集客目標150万人に対して実績100万人だった「ジャングリア沖縄」 Photo:JIJI

「ジャングリア沖縄」の運営会社の親会社(ジャパンエンターテイメントホールディングス)が、約173億円の最終赤字になったと地元メディアが報じた。年間来場者数は延べ100万人と想定を大きく下回ったもようで、大きな話題になっている。なぜ、ジャングリアは不人気なのか。東京ディズニーリゾートや大阪のユニバーサルスタジオジャパンと比較し、集客に苦戦する要因に迫る。(ライター 前林広樹)

ジャングリアは入口から違和感
ディズニーやUSJとの圧倒的な違い

 2025年7月、鳴り物入りで開業した「ジャングリア沖縄」(沖縄県国頭郡今帰仁村)。人気観光スポット美ら海水族館の近隣エリアで、ゴルフ場跡地を再開発した、敷地面積60ヘクタールの巨大テーマパークである。

 東京のディズニーリゾート、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に続く、「日本を代表するテーマパーク」として国内外から人を集めたい――。手がけたのは、USJ再建で知られる森岡毅・刀(KATANA)代表取締役兼CEO。年間150万人規模の来場者を目標に、沖縄北部の新たな観光拠点として大きな期待が寄せられていた。

 ところが……。開業するや否や、SNSや各種口コミ、動画投稿サイトなどで「二度と行きたくない」などと悪評・酷評が相次いだ。夏休みシーズンを過ぎると、「お客さんがいなくてガラガラ」という感想が増えた。

 実態を確かめるべく、筆者は2026年8月下旬の日曜日にジャングリアに行ってみた。

「ジャングリアツリー」という名のゲートをくぐって少し歩くと、エントランスのメインエリアで早速、違和感を覚えた。ここはパークオリジナルグッズや、おみやげを売る店が並ぶ、東京ディズニーランドでいえばワールドバザールに匹敵する場所だ。