「職場にいるあの人と、どうしてもうまく付き合えない……」
仕事だからと割り切ろうとしても、苦手な相手とのコミュニケーションは想像以上にエネルギーを消耗しますよね。プライベートのように「関わらない」という選択ができないからこそ、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、新刊『人日記』(内山厳・著)から、そんな人間関係のストレスを少しだけ軽くする人との付き合い方についてご紹介します。
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苦手な人と付き合うときの考え方
誰にでも、「苦手だな」「どうも相性が合わないな」と感じる相手が1人や2人はいるでしょう。プライベートなら会わなければ済む話ですが、仕事においてはそうはいきません。
その場合、可能であれば物理的な距離をとったり、コミュニケーションの頻度や方法(たとえば、直接会う代わりにメールで済ませるなど)を調整したりするのも有効な手段です。私も、どうしても合わないと感じた仕事相手がいた際に、担当を代わってもらった経験があります。
苦手意識から学ぶ
調整が難しい場合、私が心がけているのは、その状況を「有意義な実験」ととらえ直してみることです。
実験といっても、「苦手な相手と無理に仲良くなろう」とか、「自分の苦手意識を克服しよう」という実験ではありません。
その状況を通して、「この苦手な状況、あるいは苦手な相手との関わりから、自分は何を学ぶことができるだろうか?」という前向きな視点を持つ実験です。
たとえば、「こういうタイプの人に対して、このような準備や言動でアプローチしてみたら、相手にどのような反応や状況の変化が起こるだろうか?」という仮説を立てて、試してみる。
その結果が、たとえ自分の期待通りでなかったとしても、失敗ではありません。「こういうやり方だと、こういう結果になるのか」という学びを得られた、と考えればいいのです。
その経験をもとに、「では次は、どうすればよいだろうか?」「何が原因だったのだろうか?」と振り返り、次のアプローチを考える。この繰り返しで、成長していくことができます。
(本記事は『人日記 1日1分、会った人の名前を書く』の一部を抜粋・編集したものです)








