真面目な人ほど、「もっと頑張らなければ」と自分を追い込みがちだ。しかし、成長し続ける人は、努力の仕方だけでなく、自分自身との向き合い方にも共通した特徴がある。本記事では、真面目な人ほど知っておきたい大切な考え方を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

真面目な人ほど知っておいたほうがいいこと・ベスト1Photo: Adobe Stock

自分の頑張りに気づけるか

「もっと頑張らなければ」

真面目な人ほど、そう考えがちだ。

目標を達成しても、すぐに次の目標を立てる。
できたことよりも、できなかったことに目が向く。

だから、どれだけ努力を重ねても、「まだ足りない」と感じてしまう。

しかし、ときには立ち止まって、自分がこれまで歩んできた道を振り返ることも大切だ。
過去に積み重ねてきた経験や努力は、自分が思っている以上に多い。

「達成してきたリスト」を作ろう

そのことに気づくヒントになるのが、「達成してきたことリスト」をつくることである。

「達成してきたことリスト」をつくる

将来の目標を追い求めようとしているとき、過去に成し遂げてきたことは見落とされがちだ。だから、過去の成果に目を向けて、その一覧をつくってみよう。「バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)」を、逆方向につくるのだ。
まずは、すぐに頭に浮かぶものを書き出してみよう。どんなカテゴリーのものでも構わないが、1つのカテゴリーに留まらないこと。優れたバケットリストには、プライベート、仕事、冒険など、さまざまなカテゴリーの項目が含まれている。カテゴリーの幅を広げて、これまでに達成したさまざまなことを振り返ろう。自分のこれまでの歩みを、誇りに思ってほしい。

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より

真面目な人ほど、「まだできていないこと」に目を向けてしまう。

しかし、本当に成長するためには、「これまでにできたこと」にも目を向けることが欠かせない。
過去を振り返れば、小さなことから大きなことまで、自分なりに積み重ねてきた経験が必ずあるはずだ。

「達成してきたことリスト」は、自分を甘やかすためのものではない。
これまで歩んできた道のりを客観的に確認し、「自分はここまでやってきた」という事実を思い出すためのものだ。

前へ進み続けることも大切だが、ときには後ろを振り返り、自分の歩みを認めることも同じくらい大切である。その積み重ねが、自信となり、次の一歩を踏み出す力になるのである。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)