イラン国境に近いトルコ東部の街ワンのナイトクラブ「クイーン・フェスタ」は、イラン人観光客をターゲットにしている。同店のマネジャー、ヒュセイン・アシャンさん(32)は、黒い鏡に囲まれた部屋の黒ガラスのテーブルで紅茶をすすりながら、真夜中に客が次々と入ってくるのを眺めていた。カップルが次々に到着し、家族連れが中央のダンスフロアを囲むテーブル席に腰を落ち着ける。バーテンダーはソファに陣取った男性グループの前に、氷のバケツに入ったスコッチウイスキー「シーバスリーガル」のボトルを置いた。DJがブースに入り、ペルシャ語とトルコ語の楽曲をミックスした、重低音の響くプレイリストを流し始める。「少し気分が上がってきたよ」とアシャンさんは語った。
戦争に疲弊したイラン人、トルコのナイトクラブで一息
国境の先にある観光都市、救い求める人々の「安全弁」に
特集
あなたにおすすめ







