米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は1日、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを検討する必要があるかどうかへの言及を避けた。ウォーシュ氏はポルトガルでの欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで、FRBがインフレ圧力への対応を迫られるかという議論の際に発言を促されると、「今は判断しない」と語った。これは6月のFOMCでFRB議長として初めて記者会見に臨んで以来、初めての公の舞台だった。ウォーシュ氏は5月22日にFRB議長に就いた。ウォーシュ氏は先月、物価安定を回復させることを約束していた。FRB当局者の予想以上にタカ派的な金利予測も相まって、市場は年内の利上げを織り込むようになった。ただ金利先物市場では依然として7月28、29日のFOMCで金利据え置きが決まるとの見方が優勢だ。