米ケーブルテレビ(CATV)大手のコムキャストが、ついに自社を解体しようとしている。だが、投資家は新たな再編に期待すべきではない。コムキャストが計画しているメディア事業の分離は、ウォール街からおおむね歓迎されている。同社の株価はこのニュースを受けて29日に4%超上昇したが、序盤の高値からは大きく押し戻された。他のメディア株も買われ、SPメディアエンターテイメント指数は4%近く値を上げた。メディア関連の取引ではありがちなことだが、コムキャストの会社分割を受け、さらなる再編が続く可能性があるとの憶測が広がった。例えば、まもなくコムキャストから独立するNBCユニバーサルをネットフリックスが買収するのではないかといった見方だ。