小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。
本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「人前で話すときに気をつけること」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「感想」を言葉にできますか?
あなたは、感想や自分の考えを、人に伝えるのが得意だろうか?
つい話しすぎてしまったり、「自分でも何が言いたいのかわからない」と感じることもあるかもしれない。
ホラー好きの先輩との話
この前、ホラー好きの先輩と話が盛り上がった拍子に、こう言われた。
「この本、めちゃくちゃ面白かった! 好きだと思うから、読んでみて」
先輩が熱く語るので、興味を惹かれ、本を読むことにした。
だが、拍子抜けした。
たしかに、その小説は面白かった。
でも、それは「怪異」系ではなく、「人怖」系のホラー小説だったのだ。
怪異系のホラー好きと人怖系のホラー好きは、似て非なる存在だ(と思っている)。
後から聞くと、先輩が言いたかった「怖い」は、「びっくりする怖さ」ではなく、「人間の心理が怖い」という意味だった。
同じ「怖い」という言葉でも、人によってイメージはまったく違う。
では、人前で話すとき、一体何に気をつけるべきなのだろうか。
「人前で話す」ときにすべきこと
『小学生でもできる言語化』の中には、こんなページがある。
――『小学生でもできる言語化』より
つまり、伝わらない原因とは、相手にとって「必要な前提」や「情報」が抜けているせいだ。
言語化力が高い人ほど、自分基準で言葉を選ばない。
人前で話すときに重要なのは、なにも「たくさん話すこと」ではないのだ。
重要なのは、「相手に伝わるために」必要な言葉をきちんと補うこと。
だからこそ、伝わる人の話は難しくないのに、聞き手に誤解されることもない。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)








