イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は選挙後も政権を維持したいと考えているが、新たに強力なライバルが浮上している。それはパレスチナ自治区ガザでの戦いで息子を失った元将軍のガディ・アイゼンコット氏で、ここにきて同氏の支持率が急上昇している。 アイゼンコット氏はイスラエル軍の元参謀総長で、世論調査では、同氏が率いる中道のヤシャル党が、ネタニヤフ氏の右派リクードとほぼ同等の支持を集めている。 イスラエルでは10月末までに選挙が実施される見通しで、イスラム組織ハマスによる2023年の攻撃と、それに続くガザ、レバノン、イランを巡る衝突発生以来、初の選挙となる。通算約19年にわたり断続的に首相を務めてきたネタニヤフ氏は、多くの国民が失敗とみなすイランとの戦争で厳しい批判にさらされており、苦戦を強いられている。アガム研究所が6月に実施した調査では、最近の戦争でイランが勝利したか、あるいはイランが利益を得たとの回答が92%に達した。
ネタニヤフ首相に強力ライバル、息子の戦死に涙した元参謀総長
アイゼンコット氏が率いる中道派政党の支持率が急上昇し、ネタニヤフ首相の再選を脅かしている
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