同じ東大生からも優秀すぎて「宇宙人」と尊敬される、定員約100人のレア集団、東大理三の謎に包まれた実態を、教育ジャーナリスト・庄村敦子が取材。本連載では、普通の大学生とはまるで違う学生生活、恋愛、家庭環境、お金の話などに加え、天才すぎて凡人には理解不能な奇人変人エピソード満載。激レアな天才たちの頭の中、人物像、おいたち、卒業後の進路など徹底解剖!(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・中村直子)
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『白い巨塔』だけじゃない、イマドキ職業選択
他大学の医学部生はほぼ全員が医師になります。しかし、東大医学部の卒業生はそうではありません。
たびたびドラマ化される医療小説『白い巨塔』(新潮社)のように、大学教授を目標とする昔ながらの成功例に加え、医師の仕事をしながら、国会議員、評論家、受験関連の仕事、物理の研究など、他の仕事もしている人が少なくありません。
職業選択に関してはブームがあるようです。
たとえば、2006年3月の卒業生には、世界的に有名な戦略コンサルティングファームが人気でした。マッキンゼー・アンド・カンパニーの説明会に参加する学生が多く、実際に同社に就職した人も多いそうです。
その後は起業ブーム。
医学知識をベースに起業する人も増えました。起業した人のなかには、臨床医としての仕事を続けている人がいる一方で、現在は医師の仕事をしていない人もいます。
理二から医学部に進学した女性医師は、医師以外の仕事をする理三入学者について、こう分析します。
「臨床医や研究医として活躍される方も多いですが、理三に合格するほどの頭脳だと、医師の仕事だけでは物足りないのではないでしょうか。医師の仕事以外にも、世の中をよくするために優秀な頭脳を使うのは、素晴らしいことだと思います」
(本記事は、書籍『東大理三の世界 日本一の天才集団にみた謎すぎる生態』の一部を抜粋・編集したものです)







