「自分には才能がない」と思い込んでいる人は少なくありません。しかし、30代や40代になってから突然活躍し始め、「あの人は天才だ」と言われる人もいます。両者の違いは、生まれ持った能力なのでしょうか。『天才になれなかった全ての人へ 自分だけの武器が見つかる才能論』の著者・かっぴー氏が「これから才能が目覚める人」の共通点を解説します。
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才能は「ある人」と「ない人」に分かれるのではない
「自分には才能がない」。そう思っている人は多い。しかし、30代や40代になって突然活躍し始め、「あの人は天才だった」と言われる人もいる。もし才能が生まれつき決まっているなら、この現象は説明できない。では、彼らに共通していることは何なのだろうか。
実は、これから才能が目覚める人には、たった一つだけ共通点がある。
才能が目覚める人は、自分を信じ続けた人ではない。
「確認作業をやめなかった人」である。
「才能がない」のではなく、「まだ箱を開けていない」
多くの人は、一度挑戦してうまくいかないと、「向いていなかった」「才能がなかった」と結論を出してしまう。しかし、それは一つの箱を開けただけにすぎない。人生には無数の箱がある。そのどこに自分の才能が眠っているかは、誰にもわからない。だから、一つずつ確認していくしかないのである。
書籍『天才になれなかった全ての人へ 自分だけの武器が見つかる才能論』の中に、こんな言葉がある。
自分がどんなカードを持っているかは、最初からわからない。文章を書いて初めて「伝えるカード」があることに気づく人もいれば、営業を経験して初めて「人と話すカード」を見つける人もいる。経営して初めて「決断するカード」を知る人もいる。つまり、カードは探して見つかるものではない。箱を開け、確認した人だけが、自分のカードを知ることができるのである。
「天才状態」は、最後まで確認した人だけがたどり着く
僕は、「天才とは状態である」と考えている。生まれつき特別な能力を持った人ではなく、自分のカードが環境と噛み合い、能力を自然に発揮できている状態のことだ。だから、才能が目覚める人とは、最初から優れていた人ではない。確認作業を繰り返した結果、自分のカードが最も輝く場所を見つけた人なのである。
一方で、「自分には才能がない」と思い込む人は、途中で確認作業をやめてしまう。まだ何十個も箱が残っているのに、「自分には何も入っていない」と結論づけてしまうのだ。
カードが環境と噛み合った瞬間、人は「天才状態」に入る。だから、「才能がある人」と「才能がない人」の違いは、能力ではない。途中で確認をやめたか、それとも開け続けたか。その違いだけなのである。



