米国の兵士や警察官、国境警備隊員、そして選挙で選ばれた指導者たちが、国際法廷に引きずり出され、世界中のさまざまな国の裁判官によって裁かれ、われわれが同意も支配もしていない国際法の下で有罪判決を受け、米国から何千マイルも離れた場所で投獄される。そのような世界を想像するのは、われわれのほとんどにとって困難だろう。しかし、それこそが今、国際刑事裁判所(ICC)が行使を主張している権限だ。ICCは世紀の変わり目に誕生した。当初は、最も重大な犯罪を訴追するための限定的な最終手段として売り込まれた。今やICCとその支持者は、ほぼ無制限の管轄権を持つ常設国際法廷を目指している。その法廷は、米国および他の主権国家の裁判所と憲法に優越する権限を与えられ、それはわが国の国民を訴追し、逮捕することにも及ぶ。