投資家は米国で最も大きく、最も信用力の高い企業に長期間資金を預けることで、高い利回りを得ることができる。だが、誰にとってもそれで十分とは限らない。ファクトセットを通じて入手したICE BofAインデックスのデータによると、満期まで10年以上ある投資適格級の社債利回りは、6%をわずかに下回る水準にある。同インデックスを構成する社債の加重平均残存期間は20年を超える。2008~09年の金融危機後に長く続いた低金利時代の利回りが5%を大きく下回っていたことに比べれば、今の利回りははるかに高い。インカム収入だけを求める長期投資家にとっては、長期にわたりこの水準の利回りを確保するだけで十分かもしれない。しかし、数十年にわたる期間にはわずか数年に比べ、何らかの劇的な変化が起きるリスクもはるかに高い。
高水準の米社債利回り、それでも不十分な理由
高水準にある長期社債の利回りも、高まるリスクに見合うものではないかもしれない
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