米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は14日に下院で行った議会証言で、ほとんど目新しい発言をしなかったが、それは看板に偽りなしというものだ。最近のFRBで真に重要な動きは、ウォーシュ氏がFRB改革のために立ち上げようとしているタスクフォース(作業部会)に関するものだが、この取り組みはメディアから本来あるべき注目を集めていない。FRBは先週、ウォーシュ氏が設置した5分野の作業部会を主導するメンバーを発表した。それぞれの部会には具体的な改革の任務が与えられている。顔触れは重厚だ。イングランド銀行(英中央銀行)の元総裁で、同時代の優れた中央銀行トップの1人であるマービン・キング氏は、FRBの対話手法に関する作業部会の共同責任者3人に名を連ねた。