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「失敗したらどうしよう」「この選択で人生が決まってしまうかもしれない」……20代は仕事や転職、挑戦を前に、不安から一歩を踏み出せなくなることがある。しかし、その思い込みが自ら可能性を狭めてしまう原因になってしまうかもしれない。20代は失敗や逆境とどう向き合うべきなのか。その思考法を探る。※本稿は、経営コンサルタントの藤井孝一『20代の特権 自分の価値を“最大化”する57の戦略』(三笠書房)の一部を抜粋・編集したものです。
多くの若者が見落としている
20代が持つ“無敵の特権”
あなたは今、逆境に直面していると感じていますか。
直面しているのは、どんな逆境でしょうか。
本稿では「逆境に負けない」ためのメンタリティについて語っていきたいと思うのですが、正直なところ、私自身の20代を思い返しても、これといって思い出せるエピソードがありません。
だからといって、順風満帆の人生を送ってきたわけではありません。「詰んだ」とか「つらすぎる」と思うような経験は何度もしているはずなのに、生々しいエピソードとしては思い出すことができないのです。
要するに、20代の逆境なんてそんなものなのです。
若者は鋭敏なセンサーと感性を持っています。であるがゆえに、ちょっとしたしくじりを、絶望的な試練であるかのように受け止めてしまいます。
しかし、年齢とともにセンサーも感性も鈍っていきます。その結果、よく言えば鷹揚、悪く言えば鈍感になります。
ちょっとしたしくじりくらいでは動じなくなり、私のように過去にやらかしたことも、やらかしたとは思えなくなったり、きれいさっぱり忘れてしまったりするのです。







