華やかな渋谷の街での意外な商売
では、その執念を生み出した原体験とは一体どのようなものだったのでしょうか? 舞台は、私たちがよく知る大都会です。
今や世界中から観光客が押し寄せ、巨大なスクランブル交差点や最新のビルが立ち並ぶ、大繁華街――東京・渋谷。その煌びやかな道玄坂の雑踏の中で、私はかつて、現代の皆さんには想像もできないような“あるもの”を売っていました。
――『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』より
――『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』より
現在のきらびやかな渋谷からは想像もつかないような環境下で、リョウジさんは自らの力で生き抜く術を模索していました。そして、商材として選んだものは、驚くべきものでした。
「何もない」から価値を生み出す知恵
それは、古新聞を折ってつくった「紙袋」です。
――『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』より
――『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』より
読み終わってしまえばただのゴミとなる「古新聞」に手間を加え、「紙袋」という新たな価値を持たせてお金に換える。これはまさに、ビジネスや投資における究極の原点と言えます。
「元手となる資金がないから投資はできない」と嘆くのではなく、今ある手元のリソースからいかにして価値を生み出し、利益に変えていくか。92歳にして1億円超の資産を築いた投資術の根底には、この「ゼロから価値を生み出す」という“商売の基本”が息づいています。
環境を言い訳にせず、知恵と工夫で道を切り開くこの姿勢は、私たちが資産形成を行ううえで大切にすべきノウハウなのです。





