ドナルド・トランプ米大統領は16日夜、異例のプライムタイム演説を行い、米国の選挙制度が不正に操作されたと主張した。2020年の大統領選での自身の敗北に対する疑念をあおり、今秋の中間選挙への不信感を高めて、有権者の身分証明(ID)関連法案の成立に向け議員に圧力をかける取り組みを強めた。ホワイトハウスのイーストルームで演説したトランプ氏は、中国政府が2020年の米選挙に干渉または影響を与えようとしたことを示すと自身が主張する、大量の機密文書を公開すると表明した。また、州の有権者名簿に数十万人の非市民が登録されていることを政権が発見したと述べた。「これはどんな第三世界の国よりもひどい。われわれの選挙のような選挙を行っている第三世界の国は存在しない」とトランプ氏は語った。