年齢を重ねて、疲れやすさや気力の低下を感じていませんか? 48歳を迎えた精神科医は、「悲観する必要は全くない」と語ります。年齢を重ねてもワクワク楽しく生き抜くためには“2つの秘訣”があるのです。常識を覆し、これからの毎日がスッと軽くなるヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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心身の変化を乗り越え、楽しく生きる2つの秘訣
今日は「40代からの人生術」をテーマに、40代からどのように生きていくのが良いかについてお話ししようと思います。
私自身も現在48歳ですが、40代になって久しく、特に40代後半からはっきりとした「変化」を感じるようになりました。疲れやすくなったり、「今のままでいいかな」と完璧主義を手放せるようになったり。休日に無理をして出かけなくても、家で過ごすだけで十分満たされるようになるなど、以前とは違う感覚があります。
40代は心身ともに大きな変化を迎える時期です。若者からシニアへと移行していく中で、内側から湧き上がるようなエネルギーが少し枯渇してきたり、疲れや不調を感じやすくなったりします。「無理して若ぶらなくてもいいじゃないか」という気持ちも芽生えてくるでしょう。
しかし、体力が衰えていくだけの時期だと悲観する必要はありません。40代でも50代でも、あるいは90代になっても、元気にワクワク、キラキラしている人はたくさんいます。そんなふうに楽しく生きるための「2つの秘訣」をお伝えしましょう。
楽しく生きるための2つのポイント
40代以降を楽しく乗り切るために大切なのは、以下の2つです。
ポイント➋「下積み」をしないこと
おそらく、他の誰も言わないような視点かもしれませんが、この2つが非常に重要になります。それぞれについて詳しく説明していきましょう。
ポイント1:無理なことは素直に「削る」
1つ目のポイントは、「無理だな」「ここまでやらなくてもいいな」と感じたことは、素直に削っていくことです。
若い頃は、無理をしてでもやり遂げたり、完璧を極めようとしたりするエネルギーがありました。しかし、40代になったら「もうここでやめていい」「無理しなくていい」と割り切ることが大切です。
●食事(食べ放題):元を取ろうと無理して10皿食べるのではなく、「もう3皿で十分」と思ったらそこでやめる。もったいなくても、無理をして気持ち悪くなるよりずっと良い選択です。
●運動(筋トレ):若い頃のように筋肉を大きくしようと追い込むのではなく、「今の年齢にしては体が緩んでいない」程度を目指す。無理な追い込みは怪我や日常生活の支障につながるため、疲れたらやめるという感覚が大切です。
●人間関係:「なんとなく惰性で週1回会っているけれど、さほど面白くないな」と感じる付き合いは、思い切ってやめる。
削ることの本当の意味は、「自分にとって大事なものを残す」ということです。
人間の脳の神経細胞(シナプス)も、若い頃はどんどん新しく作られますが、年齢を重ねると不要なものが削られ、必要なところだけが残っていきます。これは能力が下がるのではなく、必要な部分に特化され、合理性が上がっているということです。
40代以降の生き方も、これと同じように「削る」ことが重要です。



