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仕事で壁にぶつかった若手に、「もっと考えろ」と伝えても、なかなか前には進みません。問題は、知識や経験ではなく、仕事の捉え方にあるからです。成果を出すマネジャーは、部下が理解しやすい「ある方法」で仕事を説明し、自らも同じ視点で組織を動かしています。これを知れば、新人の成長速度も、マネジャー自身の判断力も大きく変わるはずです。その意外な考え方とは?(ギックス共同創業者 田中耕比古)
「考えろ」では若手は育たない
仕事に向き合うにあたり、いろいろな困難と出合うことがあります。
特に、若手社員、新人は、社会人経験の少なさにも起因して、どのように対処すればよいのか分からない、という状況に陥ってしまいがちです。
マネジャーは、そうした若手を適切に導いて、彼らの成長を後押しすると共に、会社組織の成果創出のために貢献してもらうことを目指さなければなりません。
こうした場合に、私がオススメしているのは「見立てる」ことです。
人は、まったく知らないことを理解するのは苦手ですが、知っているものに置き換えれば、一気に理解が進みます。
社会人経験が足りないために知らないこと・分からないことが多くあるわけですから、それを、知っているもの・詳しいものに置き換えて捉えてみることで、ヒントを得るように仕向けるのです。
そのため、本来であれば、相手の趣味や経験に合わせて野球やバスケットボール、アメリカンフットボールや将棋などに例えながら説明できるのが理想でしょう。
しかし、それは意外と難しい。
相手に合わせて例えを変えるには、教える側もそのスポーツや競技について、ある程度の知識を保有する必要があります。そのため、なかなかうまく行かないことも多いでしょう。
そこで、私は、多くの人に通じる“あるもの”に例えるようにしています。
それは特定のゲームなのですが、このゲームは、多くの人がプレイした経験があり、また、仕事との共通点が多くあるため、非常に使い勝手の良い「見立て」として使えます。
日々の仕事を、このゲームになぞらえて捉えられるようになると、「目の前の仕事に振り回される人」と「自ら仕事を攻略していく人」の違いが、はっきり見えてきます。
では、仕事を見立てる際に、使い勝手の良いゲームとは何でしょうか。







