「チャットだけで部下との距離ができてしまう」「冷たい人だと思われていないだろうか」――そんな悩みを抱えるリーダーは少なくない。メールやチャットでは、同じ言葉でも感情が伝わりにくく、ちょっとした表現の違いが相手の受け取り方を大きく左右する。では、文字だけでも温かさや信頼を伝えるには、どのような工夫をすればよいのだろうか。話題の書『リーダーのふるまい大全』の著者・本田淳也氏が、そのポイントを解説する。
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文字だけでは伝わらない温度
メールやチャットでやり取りするケースが増えました。
でも、口頭と違い、文字だけでは表現が伝わりにくいものです。
嬉しくてもドライに伝わったり、感謝しているのに冷たく受け取られたり――。
特にリーダーからの一言は、部下にとって重く響くため、そのズレは思った以上に大きな影響を与えます。
「!」で印象が変わる
そこでオススメなのが、文章の最後に「!」を付けることです。
これが付くだけで、嬉しい、良かった、といった感情を文章で表すことができます。
もらった方も、リーダーの表情が見えてきます。
具体例で見てみる
たとえば、部下が成果を出したとき。
「よくやりましたね。」
「よくやりましたね!」
「!」があるだけで、リーダーの喜びや評価が伝わります。
さらに、依頼をするとき。
「この件、よろしく。」
「この件、よろしく!」
後者の方が、信頼して任せている感じが出ます。
使いすぎには注意
ただし、使いすぎは逆効果です。
「お疲れ様です! 報告ありがと! OK! よろしく!」
大げさですが、これでは、軽い印象になってしまいます。
効果的なのは、一番伝えたい部分だけに「!」を使うこと。
メリハリをつけることで、その言葉が際立ちます。
小さな工夫が、大きな変化を生む
文字のやり取りでは、感情が削ぎ落とされがちです。
でも、「!」という小さな記号一つで、リーダーの温度を伝えることができます。
部下は、上司の一言一句を思った以上に気にしています。
その言葉に温度があるかどうかで、安心感も変わるのです。
明日から、「!」を一つ、意識的に使ってみてください。
小さな記号ですが、部下が受け取る印象は大きく変わります。
(本稿は、『3000件の職場の悩みを解決したプロが教える リーダーのふるまい大全』の発売を記念したオリジナル記事です)








