見た目の評価ではなく、暑さ対策の工夫を話題にすることで、相手も答えやすく、気軽な会話のきっかけになります。「そのハンディーファン、どこで買ったのですか?」などと質問するのも、会話が広がる良いトピックです。相手への関心を示しながらコミュニケーションをとることで、絆を深めることができます。

 ただし、肌の露出や体形そのものに触れるとセクハラになる可能性があるので気をつけましょう。あくまで「涼しさの工夫」や「持ち物」にとどめ、相手の身体的な特徴には言及しないことが鉄則です。

その日の天気の最新情報と
気遣いを組み合わせる

「暑いですね」に加え、その日の天気について話すのも良いでしょう。単に「暑い」という事実を伝えるだけでなく、「有益な情報を与えてくれる人」と印象づけることができます。

 たとえば「本当に暑いですね。今日は最高気温が35度まで上がるようです」と最新情報に触れてみましょう。「夜になっても気温が下がらないようなので、しっかり水分補給してくださいね」など、相手を気遣うフレーズと組み合わせても良いでしょう。

「日中は暑いけど、夕方から少し風が出てくるようです」と言えば、最新情報に加えて「ひんやりワード」を仕込む高度なテクニックが効いていますね。

ひんやりワードとして
「オーストラリア」も効果的

 この時期のひんやりワードの一つに「オーストラリア」も効果的です。南半球にある国・オーストラリアは、日本とは季節が真逆。8月のシドニーの平均気温は15℃前後と、羨(うらや)ましくなるような涼しさです。

「日本はこんなに暑いのに、オーストラリアは冬で、シドニーでは15度前後だそうですよ」と言えば、相手をひんやりさせながら、グローバルな視点でものを語れる人だと尊敬されるはずです。

 ここは、あくまでも寒い国に言及するのがポイントです。「中東は50℃近くあり、灼熱(しゃくねつ)の日々のようです」など、日本よりもっと暑い国について触れるのはNG。50℃の暑さをつい想像して、お互いがゲンナリしてしまうので、やめておいたほうがいいでしょう。