ウェブメディアコンサルタントの東香名子さんウェブメディアコンサルタントの東香名子さん

どんなに優秀でも、言葉遣いに問題があれば職場で孤立してしまう。「バズる表現」の専門家として、人の心を動かし、人間関係を円滑にする文章の仕組みを研究する東香名子さんが、職場で孤立する人が無意識に使いがちな「NGワード」を教えてくれた。(ウェブメディアコンサルタント 東 香名子)

仕事は完ペキなのに
周囲からの協力が得られない

「仕事は完璧なのに、なぜか周囲から協力が得られない」「人から距離を感じる」「もしかして嫌われてる?」なんて思った経験はありませんか。そんな気がするのは、あなたの言葉に「トゲ」があるからかもしれません。トゲが多いほど、周りはあなたを「感じの悪い人だ」と認定し、逃げるように離れていきます。

 私は「バズる表現」の専門家として、人の心を動かし、人間関係を円滑にする表現を研究しています。「感じの悪い人」の言葉には、ある共通点があります。本人は無意識に使っているけど、受け取る方は「攻撃的だ」と捉えてしまうのです。これらを言い換えるだけで、職場の人間関係は驚くほどスムーズになります。

 今回は、感じの悪い人が無意識に使っているNGワードについて解説します。

なぜ感じの悪い人は
無意識に攻撃的な言葉を使うのか

 なぜ「感じの悪い人」の言葉は、トゲトゲしく、攻撃的に聞こえるのでしょうか。

 人は忙しいときや、正しさを証明したいと焦りがあるとき、無意識に言葉を鋭く尖らせてしまいます。心のうちにあるのは「ナメられたくない」「弱みを見せたくない」という過剰な自己防衛本能です。「攻撃は最大の防御」ではありませんが、自分を守ろうとするあまり、相手に攻撃的な言葉を吐いてしまうのでしょう。

 その結果、言葉で周囲を萎縮させ、良質な協力を得られず、自分が一番疲弊するという「損のサイクル」を招きます。「全然部下が動いてくれない」という人も、自分が「感じの悪い人」になっていないかチェックしてみてください。

 さっそく「感じの悪い人」が言いがちなフレーズを見ていきましょう。