ウェブメディアコンサルタントの東香名子さん
梅雨も明け、すっかり真夏の暑さとなった。人と顔を合わせると、つい「暑いですね」と声をかける機会も増えている。だが「暑いですね」だけでは、その後の会話が広がりにくく、相手との距離も縮まりにくい。長年にわたり葉遣いを研究してきた東香名子さんに、感じのいい人が「暑いですね」にチョイ足ししている最強のフレーズを教えてもらった。(ウェブメディアコンサルタント 東 香名子)
心の距離をグッと縮める
ちょい足しフレーズとは?
7月に入り、日に日に暑さが増してきています。仕事やプライベートで誰かに会うと、第一声が「暑いですね」になる人も多いでしょう。相手と暑さを共感し合う定番のフレーズですが、相手に良い印象を残したいなら、それだけでは足りません。
私は「バズる表現」の専門家として、多くの人に読まれる文章の仕組みを日々研究しています。人との会話も、バズる記事も、最初の一文が最も大切。つまり、その日の最初のセリフが、相手に与える印象を大きく左右するのです。
「暑いですね」は、誰にでも使える汎用(はんよう)性の高い言葉ゆえに、相手の印象に残りづらい傾向があります。堅苦しく感じられたり、心の距離があるように思われてしまうこともあるでしょう。
毎日会う人に「暑いですね」ばかり言っていると、「とりあえず言っているのかな」「心がこもっていないな」など、退屈な印象を持たれることもあります。
一方で感じがいい人は、形式的な「暑いですね」で終わらせません。相手との心の距離をグッと縮めるフレーズを添えています。相手のことを思いやり、涼やかな表現を心掛けるのがポイントです。具体的に見ていきましょう。







