休みが終わるたびに、「結局何もしないまま終わってしまった」と後悔していませんか。忙しい毎日の中では、目の前の仕事や家事に追われ、自分の人生を見つめ直す時間は後回しになりがちです。しかし、本当に必要なのは長い休暇ではなく、自分のためだけに立ち止まる「ととのえタイム」かもしれません。「体」「時間」「環境」「思考」「心」「人間関係」をととのえるための具体的な習慣術を書いた『ととのえる。―超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術―』(ダイヤモンド社刊)から、「人生の舵を握り直す時間」のつくり方を紹介した一節を抜粋・編集してお届けします。
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休みは「人生の舵」を握りなおす時間にしよう
年始に「今年こそやろう!」と思っていることを書きだしたけれど、気づけば日々の忙しさに追われて何もしていない……。
そんな事態を防ぐために不可欠なのが、定期的に「ととのえタイム」を持ち、自分自身の現在地を棚卸しする習慣です。
人生という航海において、将来のビジョンが「海図」なら、日々の棚卸しは「コンパスの調整」にあたります。どんなに立派な目標を掲げても、日常の荒波に揉まれれば、針路は少しずつズレていくもの。
だからこそ、定期的に点検する時間を組み込み、立ち止まる必要があります。
「磨く」のではなく、本来の自分に「戻す」
ここで強調しておきたいのは、「棚卸し」とは、自分をさらに磨き上げたり、自分をととのえるために新しく何かを始めたりする行動ではない、ということです。
日頃からどんなにととのえていたとしても、生きていれば必ず乱れます。他人の感情に振り回されたり、予期せぬトラブルで余裕を失ったりするのは避けられません。
この棚卸しは、そんな「乱れてしまう自分」を否定するのではなく、今の自分を客観視し、ズレてしまった時計の針を正しい位置に戻すための「軌道修正の儀式」です。
ととのっている人は、主導権を自分で握り、自分で自分をコントロールできているという安心感を持っています。だからこそ、たとえば朝の鏡に映る自分の表情が暗くないか、カレンダーが他人の予定で埋め尽くされていないかなどを確認する。それは、無意識に「他人軸」へと引きずられた主導権を、再び自分自身へと引き戻す作業にほかなりません。
わずかな狂いが致命的な脱線になる前に、自分を「ゼロ地点」へと戻していきましょう。
そのためにやるとよいことを、本書では、「毎日」、「週に1回」、「月に1回」、「年に1回」というスパン別にまとめています。参考にしてください。
定期的な「ととのえタイム」を持つことで、何にも振り回されない自分軸の人生は、より揺るぎないものになっていきます。







