写真はイメージです Photo:PIXTA
電子書籍も配信中の連載『タイミーさんが見た世界』では、ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもを赤裸々に綴っている。
今回は葬儀場でスキマバイト。清掃をしながら施設内を回っていると、「なるほど」と思わず感心する意外な発見があった――。(ライター みやーんZZ)
まずは
洗い物からスタート
氷河期世代の40代おじさんである僕が、突如ハマったスキマバイトを紹介する本連載。今回は葬儀場のお仕事です。
スキマバイトで時々、表示されて気になっていた葬儀場のお仕事。ちょうど日程の合うものがあったので申し込みました。
指定されたワイシャツ&黒スラックスを着て仕事に向かいます。現地で受付の方に挨拶をし、案内されたロッカーに持ち物をすべて預けます。その後、「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた扉を開け、厨房のようなところに通されました。
中にいた3人の職員の方に「よろしくお願いします」とご挨拶すると、エプロンを渡されて「まずは洗い物をお願いします」と言われました。シンクにグラスやお茶碗が置かれていたので、それを軽く下洗いして食洗機にかけるように言われたのでその通りにします。
「グラスの縁に口紅がついていることがあるので、そこを注意して下洗いしてくださいね」とのこと。たしかにいくつか、口紅がついたものがあったのでスポンジでしっかり汚れを落とします。
食洗機にかけ終わった食器やグラスは食洗機横にしばらく置いておき、しっかり冷めたら軽く拭いて、所定の棚に片付けます。洗うものはグラス、お茶碗、お盆、お茶の入っていたポットぐらいなのでとても簡単。量もそれほどなく、あっという間に洗い終わってしまいました。
指導係の女性職員さんにその旨を伝えると「あら、もう洗い終わっちゃったの? 早いわねー。じゃあ、○番のお部屋の掃除に行きましょう」と言われ、よくわからないままついて行きます。広い葬儀場内をしばらく歩いて着いた○番のお部屋では、先ほどまで葬儀が行われていた模様。祭壇の台や椅子などが置かれており、そこをきれいにするのが僕の仕事のようです。
職員さんが残っていた葬儀屋さんに「ちょっと掃除だけさせてください」と声をかけ、奥にある厨房スペースに入ります。そこにあった雑巾を濡らし、モップを持って部屋に戻ります。
「この雑巾でそこの台や棚を拭いて。床はモップがけをしてください。床の汚れているところはモップでゴシゴシやって、なるべくきれいに落としてください」と言われ、作業を開始します。
台や棚を入念に拭き、その後に床をモップがけをします。恐らく祭壇に飾られていたお花などによってできたであろう緑色の汚れが床のあちこちに見られたので、それをモップで入念にゴシゴシとこすります。落ちた植物が踏まれたりしたのか、汚れが床に沈着しておりきれいに落とすのはなかなか大変ですができる限りきれいにしました。
一通り、掃除が終わったので職員さんにチェックしていただき、OKをいただいたのでこのお部屋の掃除は完了です。







