A社の株価チャートを見ると、テクニカル分析の観点から、「さらに株価が下落する可能性が高い」と読めます。
その理由を解説していきましょう。
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上の株価チャートの丸数字に沿って、表で説明します。
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以上の分析から、A社はさらに下落する可能性が高いと考えられます。
一方、B社の株価チャートは、その正反対です。なんらかの好材料が出て、それを知った投資家が大慌てで買い始めたところと思われます。
したがって、A社を売るべきです。B社は売らずに保有していた方が得策でしょう。
売り買いの勢いを見る分析は
相撲の勝敗予想に似ている
ここで、テクニカル分析について、少し説明しましょう。
テクニカル分析とは、株価チャートの形状や売買高の変化から、売りと買い、どちらの勢いが強いか判断するものです。たとえるならば、相撲の取組を途中まで見て、どちらが勝ちそうか予想するのと似ています。組手や体勢を見て、どちらが勝ちそうかかなりの確率で予想できることがあります。
ただし、がっぷり組み合ってどちらが勝つかまったく予想できないケースも見られます。
株価チャートも同じです。株価チャートを見ただけで、売りが勝つか買いが勝つか予想できることはまれです。でもたまに、今まさに崩れ落ちそうな体勢の株価チャートに出会うことがあります。かなりの確率で、売りが勝つと予想できる局面です。
まさに、今回取り上げたA社がそうです。悪材料が出て、買い手がいっせいに逃げ出しているところです。高値で買って逃げ遅れている投資家も多そうだと読めます。
こんな株価チャートが出たら、「三十六計、逃げるにしかず」。いろいろ考えることはムダです。考えているうちに株価が下がってしまうかもしれません。まず逃げる、つまり売ってから、ゆっくり考えればいいと思います。
『「超」成長株の見つけ方』(窪田真之、幻冬舎)
ただし、テクニカル分析は、100%当たるものではありません。あくまでも一時的な売りと買いの力の差を判断するだけです。新しい材料が出れば、一瞬で情勢が逆転することもあります。
つまり、かなりの確からしさで売られると思った株価チャートでも、突然すごい好材料が出て急騰することもあります。相撲でも、ほぼ勝ち負けが決まったと思ったところから、押し出される直前の力士が大逆転の一手で勝つことがあります。それと同じです。
テクニカル分析は、せいぜい7割の確率で当たればいいと考えてください。7割当たるということは、3割は外れるということです。それでも、株価チャートを見て、売り買いの勢いの差を確かめることは、大切です。
買おうと思っている銘柄が、今にも崩れ落ちそうなチャートならば、少し様子見した方がいいでしょう。







