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大化け株を探すとき、ヒントになるのが「将来の利益」だ。キオクシアホールディングスの株価が飛躍したように、株価は中長期では企業の業績に連動するからだ。では、次の5年間の主役株は何か。特集『業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図』の#1ではアナリストの5期先予想から「大化け候補150銘柄」を選抜。短期の株価変動に一喜一憂せず、中長期保有で大きな利益を狙えるのは個人投資家の特権でもある。躍進する半導体関連の注目企業から復活を目指す企業、旬の中小型株までさまざまなタイプがそろうので、ぜひチェックしてほしい。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
利益が急拡大する企業を選べば
株価10倍も夢ではない
フジクラ60倍、アドバンテスト15倍、三菱重工業12倍――。これは2021年初から26年7月24日までの株価の上昇率だ。
もちろんテンバガー(10倍株)を探すのは簡単ではないが、東京証券取引所のプライム上場銘柄のうち、同期間に株価が5倍超になった企業は113社もある。この中には上記の3銘柄のように日本を代表する企業も多数含まれている。
ちなみに26年の最大の注目株、キオクシアホールディングスは24年12月18日に上場後、株価は39倍になっている。調整前の高値で計算すると、わずか1年半で最大78倍まで上昇したことになる。
では、株価が大化けする銘柄はどうやって探せばいいのか。「それが分かれば苦労をしないよ……」という声が聞こえてきそうだが、ヒントになるのが「将来の利益」である。
なぜならば、株価は中長期では企業の業績に連動するからだ。実際、キオクシアを含め、例に挙げた企業はいずれも直近5年間で利益を大きく伸ばしている。
そこで、今回は5期先のコンセンサス予想(アナリストの業績予想の平均値)がある約600社を対象に、5期先の当期利益の伸び率でランキングを作成した。参考のために、今期と5期先の予想当期利益、今期予想PER(株価収益率)も付けた。
PERは株価の水準を判断する指標だが、今期予想PERが割高に見えても、5期先の利益で計算すると割安なケースもある。将来予測は確実ではないという前提はあるが、アナリストの見方は参考になるはずだ。
直近の日本株はAI相場の崩壊懸念から、値動きが荒い展開になっている。逆に言うと、業績が伸びる銘柄も一緒くたに売られている可能性があり、チャンスが大きい可能性もある。
短期的な株価変動に一喜一憂せずに、長期保有することで大きな利益を狙えるのは個人投資家の特権である。また、新NISA(少額投資非課税制度)は非課税期間が無期限のため、値上がり益が大きいほど節税効果を享受できる。
次ページでは、「大化け候補」150銘柄を一気に発表。ランキングには半導体やAI関連の注目銘柄から旬のテーマで勢いに乗る中小型銘柄、復活すれば変化率が大きい有名企業までさまざまなタイプがそろう。初心者も中級者もぜひチェックしてほしい。







