中東のペルシャ湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡を航行していた船舶が新たな攻撃を受け、通航料を巡る対立によって通航再開を目指す交渉は行き詰まっている。合意は近いと米トランプ政権が主張する中でも、このエネルギー輸送の要衝を巡る見通しはなお不透明だ。スコット・ベッセント米財務長官は4日のCNBCのインタビューで、米国とイランが5日までに海峡を巡る対立を解決し、合意に達する可能性があると語った。この発言を手掛かりに石油相場は下落している。これに先立ち、英海事機関UKMTOは、4日早朝にオマーン沖で貨物船が正体不明の飛翔体に攻撃されたと報告した。船名や攻撃した者は特定していない。ただ、この件によって、航路再開に向けた外交交渉が進められる中でも、商船が狙われ得る現状があらためて浮き彫りになった。