読み方の正解は(1)ほづみ
旧暦の八月朔日頃に稲の穂を刈り取ることから

 旧暦の八月朔日(朔日は一日とも書く)は現在の暦では九月中旬頃になります。稲の収穫の時期です。

 昔は、今のようにコンバイン等なく、すべて人の手による作業でした。稲の穂を鎌で刈ったり、直接穂を摘んだりして収穫していました。

 そして、収穫した稲穂を積んで神に供えました。穂積(ほづみ)姓の由来ともなっています。

 八月朔日さんの名字も、元々は穂積ではなかったかと思われます。

 いつの時代かに、読みを「ほづみ」のまま文字だけを「八月朔日」にしたものと思われます。季節を詠んだ素晴らしい名字です。

 ちなみに、八月朔日さんの家の近くには、四月朔日(わたぬき)さんもおります。

 こちらは、旧暦の四月朔日頃(現在の五月中旬頃)になると暖かくなって、冬物の綿の入った着物から綿を抜いて(綿抜き)夏物にするため「わたぬき」となります。今で言う衣替えの時期を表した名字です。

 八月朔日さんは、漢字四文字ですが、フリガナが三文字なので、どこにフリガナをふるのか疑問が湧きました。いただいた名刺を見ると、文字と文字の間「八・ほ・月・づ・朔・み・日」とふられていました。

【「八月朔日」の答え】
読み方 (1)ほづみ
問1 (1)茨城県に多い名字
問2 (2)全国に約40軒
問3 (1)旧暦の八月朔日(一日)頃に稲の穂を刈り取ることから

難読名字の「四十八願」が読める?
大昔疫病がはやった時に…

【難読名字】読み方はどれ?「四十八願」(1)よいなら(2)よそやま(3)よとはね出所:『難読 珍名 日本人の名字 クイズ』(ダイアプレス)より

問1 どこの県に多い名字ですか?
(1) 栃木県
(2) 石川県
(3) 奈良県

問2 全国で何軒くらいありますか?
(1) 約30軒
(2) 約100軒
(3) 約300軒

問3 なぜ、そのように読ませますか?
(1) 死者が行く「黄泉が原(よみがはら)」の意味があることから
(2) 奈良の大仏に「四十八の願い事」をしたことから
(3) 法隆寺に「酒のお願い」をしたので、酔う(よう)奈良(なら)となることから