米国の製造業がAIデータセンターの恩恵を受けて活況を呈している。建設機械のキャタピラーや電力機器のイートン、自動車のフォード・モーターなどのメーカーがこの好機を捉えようと事業の軸足を移しつつある。米国の製造業活動は先月、新型コロナウイルス禍からの回復が工場生産ブームを引き起こした2022年以来の最高水準に達した。現在はデータセンターとAI関連産業の一部が製造業をけん引しており、メーカー各社はこの機会を生かすべく製品の拡充に数億ドルを投資している。キャタピラーのかつては地味だった発電機事業が、電力消費の激しいデータセンター開発業者のおかげで主要な利益源へと変貌を遂げた。同社はインディアナ州の工場で発電機生産を拡大するために7億2500万ドル(約1200億円)を投資している。