次世代のために、未来の種を蒔く
この4期目は、「未来に向けて種を蒔く」を意識しながら走ってきました。
再開発プロジェクト「天神ビッグバン」では、多くの計画がかたちになってきました。当初の予想を上回る90棟超のビルが2026年中に完成予定です。
持続可能な交通体系の構築や、混雑緩和などを目的とする交通マスタープランも完成しました。具体化に向け動き出した「副首都構想」は、福岡市のみならず九州全体の発展にも関わる大きなチャンスと捉えています。
民間や近隣自治体など、周囲を巻き込みながら大きな絵を描くプロジェクトは、新しく市長になった人がいきなりやろうと思ってもなかなか難しい。パワーもいります。だからこそ、期を重ねた自分の役割として、次世代のために少しでも前に進めておこうと取り組んできました。
変わり続けることができるものが一番強い
7月28日に発生した熊本地震においては、福岡市をはじめ九州の各自治体が連携して被災地支援にあたっています。
近隣自治体の首長たちと時間をかけて関係を築いてきたからこそ迅速に動くことができましたが、これもこの先、誰が市長になろうときちんと機能するよう、「仕組み」として担保しておく必要がありました。
今、ある程度、道筋をつけられたのではと思います。だからこそ、ここで次の世代へ襷を渡そうと決断しました。決して途中で投げ出そうとか、何か別の野心があるわけでもありません。
「常若(とこわか)」という、日本の古くからの考えがあります。生まれ変わり続けることでいつもみずみずしく、清らかな状態でいられるというものです。
私は、福岡市がそんな街であって欲しいと願っています。そのために街だけでなく、リーダーである私自身も健全に新陳代謝されていく。その姿を、次の時代をつくる若い人たちにしっかり見せたいと思っているのです。







