「ご先祖はね、お金持ちだったんだよ。戦争で全部取られたけどね」とかいうことを聞かされているとしたら、「お金は、あるとき全部取られることもある。だから貯めておかなくちゃダメ」といったことが刷り込まれたわけです。そして今、あなたがお金に縁遠いのは、国にお金を取られたせいで、これも仕方がないと思っていたりします。
あなたが大人になるにつれて、いまのプログラムを棚卸しして、新しい情報にアップグレードする必要があります。
古い「お金のOS」は
自分でアップグレードできる
お金の稼ぎ方は、1960年代と同じく、会社に属する従業員型でいいのでしょうか?また毎月、定収入をもらい、それでやりくりしていくスタイルでいいのでしょうか?
いまのプログラムの多くは、あなたの理想の生き方を反映していません。
私は、会社員として働くことが悪いと言っているわけではありません。ただ、あなたのお金に対する観念といったものが、じつは、親や祖父母から受け継いだものだということに気づくことで、「うまくお金を稼げなかったのは、古いOSのせいだった」ということがわかることがあります。
使い慣れたパソコンでも、OSが新しいものに変われば、それまでの不便さがわかるでしょう。当時は画期的でしたが、いまWindows95を使う人はいないわけです。
パソコンやスマホのOSを「そろそろアップグレードさせなくちゃ」と思うタイミングが、あなたにもあるでしょう。同じように、自分の設計図を見れば、観念のいくつかを最新のものにアップグレードする時期が来たかもしれません。
多くの人は、そのプログラムが自分の人生のためになっていないと痛切に感じるまでは、そのような考えは思い浮かばないものです。
世界の経済は刻々と変わっているのに、仕事やお金とのつき合い方に関しては、1960年代のままだったりする人が多いのです。
朝起きたら、仕事に行く。お給料を毎月もらう。個人的なお金の使い方に関しては、お小遣いをもらってやりくりしていた小学生の頃から変わらない人もたくさんいます。いまの世界では、人類の大部分が古いプログラムのまま生活しているのです。







