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「お金は貯めておいたほうが安心」「毎月、安定した給料をもらうのが一番」――。私たちが当然のように抱いているお金の価値観は、いったいどこから来たのだろうか。親や祖父母から受け継いだ考え方が、知らず知らずのうちに自分の選択を左右しているのかもしれない。時代が大きく変わった今も、私たちは何十年も前の「お金の設計図」のまま生きてはいないだろうか。※本稿は、作家の本田 健『いま、お金について知っておきたい6つの教え』(きずな出版)の一部を抜粋・編集したものです。
お金の価値観は
親の影響を強く受ける
あなたのお金の設計図は、何年前に今のバージョンがつくられたと思いますか?
お金の設計図は、「人生の生き方を指示するソフトウェア」のようなものです。人によっては、お金を稼ぐのに必要な方法に焦点を当てたプログラムが、たくさんあるかもしれません。でも、そうしたプログラムが組み込まれていない人もいます。
私たちは、物心つく前に、親によって基本ソフトウェアをインストールされます。「公務員」「実業家」など、いろんなバージョンがあります。
親のソフトウェアは、その両親、つまり、あなたから見たら祖父母によってつくられました。セクシュアリティ、お金、仕事、時間、人間関係に関するプログラムは、だいたい幼い頃に、基本がインストールされています。
その基本のOS(オペレーティングシステム)のバージョンは、Windows95ができた頃になるかもしれません。祖父母にドラマチックなことがあった場合は、その情報も入っている可能性があるので、あなたの祖父母の基本ソフトウェアは、1960年代、人によっては、1940年代にできている可能性があります。







