あなたが今やれるのは、自分のバージョンが何年につくられたのかを調べ、情報を少なくとも21世紀バージョンにアップグレードすることです。
将来、どんなライフスタイルで生活したいのか。それを実現するためのプログラムとは、どんなものでしょうか?
古い価値観を捨てるには
先祖のお金観を調べるといい
私たちは、自分のお金の観念を分析することなく、お金の設計図をそのまま受け入れてしまいがちです。
もし、自分がなぜ、いまの観念を身につけたのかを理解できれば、より意図的に、より自由に、新たな選択ができます。
世代間の観念のつながりは、あなたとあなたの両親だけに限られたものではありません。祖父母やその先の世代からの影響が見られることも多いものです。
「世代を飛び越える」ことがあるのです。あなたの両親も、それぞれの両親から、いろんな観念を受け継いでいます。
読者のみなさんの中には、戦後の混乱期に生きていた祖父母や曽祖父母を持つ人もいるでしょう。彼らが、戦争やその後の預金封鎖や農地解放で直接経験した劇的なドラマを通して、お金に関する恐怖を抱くようになったことは理解できると思います。
当時のほとんどの人が、全財産をなくしたり、仕事を失ったりして大きな打撃を受け、
「必需品以外のものにお金を浪費するのは、命にかかわる過ちだ」
「緊急事態に備えて十分な貯蓄をしておくことは、すごく大事」
といった観念を身につけました。
その観念を自分の子どもたち、つまりあなたのご両親に受け継がせ、あなたのお金に関する観念に大きな影響を与えています。
『いま、お金について知っておきたい6つの教え』(本田 健、きずな出版)
これは、あなたが節約の習慣を受け継いだにせよ、反抗して、そのかわりに大金を使うタイプになったにせよ、同じことです。
可能であれば、祖父母の人生についても時間をかけて調査し、両親の設計図がどのような影響を受けたかを確認しましょう。そうすることで、自分の観念がどこから来たのかということだけでなく、それより深い部分での理解を得ることができます。
なぜなら、両親もまた、その時点で持っていた知識や観念でできる限りのことをしていたからです。
このパターンから抜け出し、自分のお金の設計図から古い不要な観念を一掃すれば、本当に自由になれるのです。







