四千頭身Photo:JIJI

「トリオのYouTubeチャンネルには50万人以上の登録者がいるので、認知度は十分にあるのでしょう。ただ、再生回数が数千回にとどまる動画も少なくないので、かつてのファンが登録したまま、今はあまり見なくなっている、ということだと思います」

「じゃあ、作り込んだ笑いはどうかというと、こちらも難しい印象ですね。『東京03』のように全国ツアーを成立させるか、『ジャルジャル』のようにYouTubeで自分たちの笑いを発信し続けるか。四千頭身にも複数の選択肢があったはずですが、どれも思うようにいかなかった。そんなどっちつかずの状態が、今の失速につながっているのではないでしょうか」

 またT氏は、「第7世代ブームは終わった」という見方そのものにも疑問を投げかける。

「第7世代が消えたというよりも、それぞれが自分に合った場所を見つけたことで、世代というくくりが溶けていったと考えたほうがいいでしょう」

「今の時代は芸人が活躍できる場所はいくつもあります。ただ、今回の都築さんの痛手は大きいと思いますね。地上波にはスポンサーがいるので、復帰のハードルは高い。芸能活動するなら、まずはYouTubeや単独公演など、自分たちで責任を負える場所から信頼を積み直していくしかないと思います」

 やはり、今後も霜降り明星がトップランナーとして独走を続けるのだろうか。

 もっとも、実力さえあれば生き残れるとは限らないのが、芸能界の難しいところ。前出の植竹氏が「今でも惜しいと思う」と振り返るのが、多くの芸人たちに語り継がれる「フォークダンスDE成子坂」についてだ。