人工知能(AI)ブームで脚光を浴びているのはテック企業だが、台湾有数の勝ち組となったあるAI関連企業が手掛けるのはチップではない。同社は家具部品メーカーで、その創業者は現在、台湾一の富豪だ。川湖科技(キング・スライド・ワークス)はキャビネットのヒンジや引き出し用レールなどの部品のほか、AIサーバーラックに使われるレールを製造している。地味に聞こえるかもしれないが、このレールは極めて重いサーバーを支えると当時に、排熱にも役立つ。不具合が起きれば、損失は数百万ドルに及ぶ。世界的なデータセンター建設ラッシュを受け、川湖科技の事業は急成長を遂げている。同社は高価格サーバーレール市場の約80%を占め、利益率は顧客である米画像処理半導体(GPU)大手エヌビディアなどより高い。
台湾の勝ち組AI企業、作っているのはヒンジやレール
世界的なデータセンター建設ラッシュを受け、川湖科技の事業が急成長している
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