ウォール街と金融メディアの批評家たちは、米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ新議長を今度こそ信じるだろうか。同氏は28日、インフレを抑え込むという決意をこれまでで最も強い言葉で表明し、FRBがそれをどのように達成すべきかという考えを極めて明確に説明した。ウォーシュ氏の就任100日間(8月29日に達成する節目)の奇妙な点は、ポール・ボルカー氏以降で最もタカ派的なFRB議長のインフレ抑制における「信頼性」を、金融界がかたくなに疑問視し続けたことだ。批判派の言い分は――一貫した主張と呼べるほどのものがあればの話だが――ウォーシュ氏が就任以降の2回の連邦公開市場委員会(FOMC)でいずれも利上げしなかったという点や、同氏が「フォワードガイダンス」を用いて市場をけん制していないという点にある。さらに、同氏はドナルド・トランプ米大統領と連絡を取り合っているため、低金利を望むトランプ氏の意向に屈しているに違いない、という論理だ。
【社説】FRB議長のタカ派姿勢、ジャクソンホール会議で鮮明に
ウォーシュ氏がインフレ抑制姿勢をこれ以上ないほど明確に示した
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