小さなタスクをためない
「2分ルール」と集中のコツ

 タスクを完了するのに2分もかからないと思うなら、先延ばしにするのではなく、すぐに取り組みましょう。

 小さなタスクに直面したら、完了するまでに2分以上かかるかどうか考えます。2分以内に完了できるなら今すぐ片付けましょう。

 一方、5分以上かかるタスクの場合は、そのタスクのための時間をスケジュールして取り組むべきです。

 この習慣を身につければ、まるでネガティブな思考を取り除いたかのように、気持ちが軽くなります。そして、重要なタスクに多くの時間をかけることができます。さらに、今までにないほど物事を整理できていると感じられるはずです。

『「考えすぎてしまう」が一瞬で消える法』書影「考えすぎてしまう」が一瞬で消える法』(チェイス・ヒル、スコット・シャープ著、山口真果訳、SBクリエイティブ)

 ひとつずつ取り組むという考え方は、日々のタスクを片付けるのに役立ちます。ゴールが明確に見えていれば、必要な行動をとることができます。タスクに取り組み、そのタスクが100%完了するまでそれだけに集中します。

 たとえば、皿洗いを始めたなら後回しにしたり他のことに気をとられたりせずに、さっさと終わらせます。

 この2つのルールに従えば、小さなタスクをすぐに終わらせ、先延ばしを乗り越えられます。それどころか、先延ばししているときに感じるストレスも完全に消え去ります。

 こうしたシンプルな習慣によって先延ばしを克服できます。先延ばしにするクセがついてしまったと心配したり、自分を低く評価したりする必要はありません。誰もが人生のどこかの時点で何かを先延ばしにしてきたのですから。努力すれば、誰でも先延ばしを撃退できます。