「がんばっているのに、なぜかうまくいかない」「自分だけ運が悪い気がする」――そんな時期は誰にでもある。しかし、本当に「何をやってもうまくいかない」のだろうか。今回は話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)より、「何をやってもうまくいかない」と感じる人が陥りがちな思考を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

何をやってもうまくいかない人の特徴・ワースト3Photo: Adobe Stock

いくつか失敗が重なっただけで「何をやってもうまくいかない」と考える

「自分はなんて不運なんだ!」「この世の中、理不尽すぎる!」「もう全部やめてしまいたい」

仕事や人間関係などうまくいかないことは、誰にでもあります。

問題は、そこで「このことがうまくいかなかった」と考えるのではなく、「何をやってもうまくいかない」と人生全体にまで広げてしまうことです。

「『今、この一部のことだけがうまくいっていないだけ。あのことも、このことも、たくさんのことがうまくいっている』と気づくと、停滞から抜け出せます」 ――『人生アップデート大全』より

うまくいっていないのは、人生のほんの「一部」かもしれません。

うまくいっていることにも目を向けるだけで、人生全体の見え方は変わってきます。

「この先もずっとうまくいかない」と考える

成績が伸び悩んでいる。毎日楽しいことがない。やりたいこともとくにない。

そんな一時的な停滞を、「これからもずっと続く」と考えてしまうことがあります。

「一時的な出来事を、これからもずっとそれが続くと捉えてしまうのです。すると『あ~どうせもうダメなんだ、もう未来がない』と将来がずっと暗いように感じ、長期的・永続的に捉えてしまうのです」――『人生アップデート大全』より

しかし、「今うまくいっていない」と「これからもうまくいかない」は、まったく別の話です。

「全部、自分が悪い」と考える

どれだけがんばっても、相手や環境、タイミングによって、結果が出ないことはあります。

ところが、そんな出来事まで「自分に原因がある」と考えてしまうことがあります。

「『問題=出来事』ではなく『問題=自分』と捉えてしまう。そうすると、『私はもうダメだ』と思うようになるのです」――『人生アップデート大全』より

「何をやってもうまくいかない」から抜け出す方法

ここまで述べてきた3つが重なると、「私は何をやってもうまくいかない」という感覚が強くなっていきます。

では、そこからどう抜け出せばいいのでしょうか。

それは、「うまくいっていることを」を数えることです。

友人とはうまくいっている。
今日のランチがおいしかった。
帰りの電車で座れた。
好きな本を読めた。
ゆっくりお風呂に入れた。

探してみれば、毎日の中には「うまくいっていること」がたくさんあります。

「うまくいっていることを数えれば、多くのことがうまくいっていると気づきます。うまくいっていることを数えることに忙しくなりましょう」――『人生アップデート大全』より

「私の人生はうまくいっている」ストーリーに乗り換えよう!

人は、うまくいかなかったことを何度も頭の中で反芻しがちです。

それを繰り返していると、「私の人生はずっとうまくいっていない」という物語ができあがってしまいます。

だからこそ、うまくいっていないことではなく、うまくいっていることを数える。

そして、これからどうなりたいかを考え、そのためにできる行動に目を向ける。

そうすることで、「何をやってもうまくいかない」というストーリーから、「私の人生はうまくいっている」というストーリーへ、少しずつ乗り換えていけるのです。