米共和党は、議会の主導権維持を目指す選挙戦の中心に、不人気な大統領を据えようとしている。共和党が9~10日に当地で開催する党大会では、任期が限られ、有権者の反発にも直面しているドナルド・トランプ大統領が至る所に登場する。また、数十人の共和党員が登壇し、同氏の実績を擁護する見通しだ。主催者側がトランプ氏の熱狂的な政治集会になぞらえるイベントで、同氏はプライムタイムに基調講演を行う予定だ。この戦略には政治的リスクが伴う。トランプ氏の支持率は2期目に入って徐々に低下しており、共和党が上下両院で多数派を維持するために必要な無党派層の間でも同様の傾向が見られる。世論調査では、有権者はトランプ氏の政策に懐疑的な姿勢を示しており、イラン戦争に反対し、ガソリン・食品価格高騰への不満を表明している。